教員名 | 准教授:荒井康裕 |
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研究方針と内容
環境工学グループでは、水・環境という大きなテーマの中で、水道、下水道、廃棄物に関する都市の問題を取り上げ、システムズアナリシスの考え方や応用数学の手法を用いたコンピュータによる解析を中心とした研究を進めるとともに、必要に応じては室内実験やフィールド調査による検証を行い、将来の都市環境のあるべ き姿というものを念頭に入れた実学を行っています。
具体的には、土木工学(都市基盤環境工学)でいう調査・分析・予測・計画に関する課題を対象とし、統計解析、最適化手法、時系列分析、実験解析等を活用して実際的な研究を行ない、数多く の論文・講演等により得られた成果を公表しています。
研究の目的は、東京をはじめとする都市における複雑な環境問題の解決に少しでも役に立つことであり、自治体や企業の技術者と連携を図りつつ、水 道、下水道、廃棄物の分野における問題解決へ向け日夜研究を進めています。
修士・博士論文テーマ
都市ごみ焼却残澄の資源化に関する研究
主な卒業論文テーマ
用途別使用水量の日変動に関する影響要因分析
送配水過程における残留塩素濃度減少のモデル化
平行光紫外線照射装置を用いた促進酸化処理によるLASの分解効果
水道管路の老朽化と維持管理に関する評価指標の検討及び分析