野上邦栄先生は、1975年より2016年までの41年間、都立大(首都大)で教鞭を執られ、現在も客員教授としてご活躍されています。これまで一貫して鋼橋の性能設計、耐荷性能評価技術および維持管理に関する研究に従事され多くの優れた研究業績を残されています。本賞は、橋梁工学の泰斗である故・伊藤學東大名誉教授の功績を讃えて命名されたもので、野上先生の日本の鋼橋技術の進歩・発展への貢献を讃えるもので、大変栄誉ある賞です。
なお、野上邦栄先生は、令和3年度には橋梁・鋼構造工学における優れた業績を讃え、土木学会田中賞(業績部門)も受賞されています。
受賞、おめでとうございます.